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賃貸経営:安心・安全に高齢者を受け入れるための方法と対策

2025/07/18

こんにちは!
株式会社スリーアローズ 管理部です!

7月と言えば、七夕、海、ひまわり、うちわ、花火、朝顔、蛍。。。そして、何といっても~~暑~~いです!!!

今回はすこし涼しいお話をさせていただきます!安心・安全に高齢者を受け入れるための方法と対策についてのご紹介です!

(一)賃貸経営に避けられない現実:高齢者の受け入れ

 2016年6月に総務省が発表した「平成27年国勢調査」によると、全人口の26.7%が65歳以上だ。つまり日本は4人に1人が高齢者となったのである。高齢化率は今後も上昇を続け、2035年には3人に1人が65歳以上になると推計されている。賃貸経営に関わるオーナー様は孤独死や家賃滞納等のリスクを懸念し、高齢者の入居を敬遠する風潮はまだ強いが、少子高齢化が進む中、高齢者に入居してもらわなければ賃貸経営が立ちいかなくなるのは明らかです。そこで高齢者を安心・安全に受け入れるための具体的な方法と対策を紹介します。


(二)実は高齢者ならではのメリット

高齢者は礼儀正しく、キレイに住んでいる人が多い。共用部の掃除をしてくれる人もいる。また、年金生活者は滞納の心配も少ないなど、以下のようなメリットがあげられます。
・【入居期間が長い】転勤がなく、一度入居すると長期間住んでもらえる可能性が高い
・【家賃滞納が少ない】年金等毎月決まった額の収入が見込め、滞納の可能性が低い
・【部屋をキレイに使ってくれる】部屋の中の片付け、掃除を習慣化している人が多い
・【生活上のルールを守ってくれる】夜中に友人と騒ぐこともなく、ゴミ出しルールも守ってくれる
・【日中も家にいるので防犯になる】昼間も室内にいるので管理人代わりの存在になってくれる
・【駐車場がいらない】車を運転する人が少ない。そのため他の入居者が2台分借りることもできる
時代の流れやこうしたメリットを考えると、やはり高齢者の受け入れに前向きになったほうが得策だと思います。

(三)高齢者入居のリスク:孤独死への対策

 高齢者が入居すると、いろんなトラブルが起こりがちです。その中、孤独死する高齢者の比率は若者に比べばやはり多く、発見が遅れるとオーナーが受けるダメージは大きい。思わぬケガをしたり、知らぬ間に認知症になり、中には家賃の支払いをしたかどうかを忘れてしまう人もいます。

対策としては、事前防止と事後処理を上げられます。
【事前防止】
・アルソックの見守りサービス




【事後処理】
・孤独死対応保険はこれまで少額短期保険会社が主に手掛けてきましたが、需要の高まりから大手損保も相次いで参入し、火災保険とのセットにした商品や集金代行・家賃保証とセットにした商品も登場しています。カバー範囲や保証額など、ご自身の求める条件に合うものを選ぶといいでしょう。

(株)あそしあ少額短期保険が扱った孤独死の事例をご紹介します。
孤独死の事例(1)
入居者:男性
発見までの日数:3カ月
事故場所:埼玉県川口市
事故状況:浴室で入居者死亡
保険金総支払額:348万2000円
支払額の内訳:
修理費用/300万円(遺体の腐敗が著しく戸室復旧には相当期間がかかった)
臨時費用/20万円(死因は不詳だが犯罪性なしと判断)
家賃補償/28万2000円(4万7000円×6カ月)

孤独死の事例(2)
入居者:男性
発見までの日数:判定できず
事故場所:神奈川県川崎市
事故状況:居室内で入居者死亡
保険金総支払額:209万3391円
支払額の内訳:
修理費用/171万9391円(猛暑の中、エアコンの稼働もない状態のまま発見されたため、遺体の腐敗が進み消臭作業が必要となった)
臨時費用/20万円(病死、犯罪性なしと判断)
家賃補償/17万4000円(5万8000円×3カ月)

「無縁社会のお守り」(アイアル少額短期保険)は、1戸あたり月額300円で、遺品整理・原状回復費用、家賃保証が受けられるというものです。家賃保証は最長12ヵ月で、家賃低下や空室期間が長期化した場合にも家賃損失を補填できるというものです。

いかがでしょうか、高齢者の受け入れをご検討のオーナー様は是非一度お問い合わせください!
弊社では多言語(中国語・韓国語)の対応も可能です。


株式会社スリーアローズ
東京都港区芝4-3-11VORT三田駅前3F
TEL:03-6453-6656
メールは問い合わせフォームからお待ちしております。

また、弊社の管理物件で新築物件【VITA八王子】の内覧会もしております
弊社ブログにも載せてるのでぜひご覧下さい!

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